中国語を使うと疲れるのはなぜか?
今日は少しへとへとになっています。
こういう日は仕事がはかどらないのですが、まずは身心回復させてから後日挽回するしかありませんね。年齢とともに得てきた経験則ですw
「なぜそんなに疲れているの?」というと昨日は中国語を一日中使ったからです。
そうです、一日中です。
その中でも一番力を使ったのが友人と会った時です。
時間に直すと約4時間ぶっ続けで中国語を使いました。内容についてはナイショなのですが、天気や地域の話といった一般的なものではなくかなり高度な内容です。
相手も純粋のネイティブでなおかつ方言が強いのでところどころ補足してもらいながらの話し合いです。話す割合は相手が70、私が30の割合です。
マンツーマンレッスンに直すと時間当たり2,500円の4時間で10,000円といったところでしょうか。でも私の住んでいるのは中国なので“タダで中国語は使い放題”です。
では、理由の説明に入りましょう。
脳をフル回転させると疲れます・・
簡単に言うとコレだけなのですが、これでは話が終わってしまうので詳しく話したいと思います。
まずはリスニング能力のフル活用です。相手はきれいな普通語(プートンホァ)を使わないので自分の頭の中で「今何を言ったのか」と考えながら識別させてゆきます。
今回で会うのが3回めなので相手の独特な話し方やクセもある程度見分けることができているので少しは楽になりましたが、私が聞き落とした部分が「疑問型」だと話が止まってしまうこともあります。
話の中に疑問詞ではなく反復型(有没有など)を使うと脳が反応しないでそのまま聞いていることがありました。何と言っても相手の話すスピードが早すぎるんですよねw
極めつけが途中から加わった別の中国人です。中国人同士で話合い出すともうお手上げです。こっちも疲れてきたので聞き流していたら「今なんて言ったか分かった?」とか親切に聞いてくるから困りものです。
結局精聴するハメになりました・・
やはりスピーキング能力のも同じようにフル活用です。
相手が提出した疑問などに対してふさわしく説明して例証しながら説得してゆくような話し方です。なので、聞いた内容を頭の中で整理整頓しながら、時には頭の隅から単語を引っ張りだして話します。
若干方言がキツイのでこちらが普通語を使っても逆に相手も聞き取れないこともあります。そんな時はこちらの「発音ダイヤル」をずらして発音すると相手も聞き取ってくれます。
段々こちらの話すスピードも上がってくるので話す量も自然に増えてゆきます。
今回は相手と直接話したのでリスニング/スピーキングの能力を最大限活用しましたが、スカイプやQQのチャットなどではリーディング/ライティングの能力を使うことになります。
勘の良い方は気が付いたかもしれませんが、どんな媒体を使ったとしても相手とのコミュニケーションは基本的に「インプットとアウトプット」の繰り返しです。
こんな感じで話し合いが延々と続きましたが、お昼はごちそうしてくれました。
さすが中国人ですね!気前が良い!