中国語単語と例文を上手に覚えられる教材
中国語の「読む・書く・聞く・話す」能力において基本中の基本となるのが単語力です。
文章も会話も全て単語が組み合わされて構成されているものなので単語を知らないと「話にならない」のですが、多くの人が誤解している点があります。
それは単語と意味を覚えさえすれば良いということです。
単語と意味を覚えるだけだと少しずつ語彙も増えてゆきますが、応用が効かなくなってしまいます。フラッシュカードなどの特訓は頭の体操にはなりますが効果は限定的です。
もし、中国語学習において覚える単語をできるだけ生きたもの→会話表現に活かしたいのであれば、単語から例文を作り出す能力を鍛えなくてはなりません。
私の中国留学時代に中国語教室でセミ個人レッスンを受けていた時にテキストの新出単語を練習する時間がありました。それは単に単語を覚えているかを確認するものではなく、例文を作り出す練習です。
今までそういった角度で単語を学んだことがなかったので、学びたての頃は1つ1つの単語から例文を作るのはかなりきつかったです。先生もスパルタだったので分からないと次に進ませてくれませんでした。
それでなんとか頭をひねらせながら例文を作り続けてゆきました。しかし段々慣れてくると“今まで学習してきた蓄積(単語と例文)から引き出して作る”コツが身についてきたのでスムーズに例文を作れるようになりました。
今では頭の中で自然に行なっている作業なのですが、当時鍛えてもらったことを感謝しています。例文というのは以前に学んだことを思い出せば簡単に作れるんですよね。
私のおすすめは『超楽々暗記 中国語単語」という教材
こちらの教材は中国語初級者向けの単語集で単語と例文が載せられています。
単語と例文を覚えるだけでも十分に使えますが、できれば自分でも似た文章で構わないので例文を作ってみたり、動詞や目的語だけを自分の知っている単語に入れ替えることでより一層の練習になります。
当教材を特におすすめする理由としては例文の音声も全て収録されているからです。例文の音声は繰り返し聞くことで言葉のテンポを覚えたりリスニング力を高めるのにもってこいです。
もしスピーキングを鍛えたければシャドーイングをすることで発音や言葉の抑揚まで真似できるので本当の意味で覚えた単語を会話に活かすことができます。
価格は4,200円なのですが、メールサポートが60日間付いていたり、教材の感想を送ると1,000円分の図書カードがもらえたりお得感も高くなっています。
NHKラジオ講師を長年勤めておられた野村邦近先が監修しているので信頼性も高いです。
単語の意味を覚えるだけでなく例文を作り出す力を身に付けたい方や例文の音声を使ってリスニングやスピーキングの練習をしたい方にうってつけの教材です。
詳しくは公式サイトをご確認ください。